首へのダメージの後遺症

首へのダメージが一生を左右するダメージとなりえることをみなさんご存知でしょうか。
特に頸椎へのダメージは様々な後遺症を呼び、胸から下がピクリとも動かせない状態をも引き起こします。
暮らしに大きく影響する後遺症となる可能性もありますので、首へのダメージを負う事がどんなにリスクの高いことか、理解しておくべきです。

首へのダメージを受け後遺症が残ると、運動機能、感覚機能、自律神経系、さらに排泄機能への障害などが発生します。
運動機能の障害では、損傷の度合いによって胸から下が全く動かす事ができない場合もありますし、頸椎の何番目を損傷したかによって、腕や指に障害が出たり、足が動かなくなるなど車いすが必要な生活になる事も少なくありません。

感覚機能障害は温度や痛み、圧迫感や触られていることなどの感覚がなくなり、そのことによって大きな怪我をしてしまう可能性もあります。
痛い、熱いという感覚がないので、ストーブに触れていることに気が付かず大やけどを負ったり、皮膚が切れるようなことがあっても、血が流れていることで気が付くといった状態です。
また同じ方向で寝ていても圧迫感を感じないので血行不良をおこし褥瘡となってしまう危険性もあります。

自律神経の障害では、体内の温度調節ができなくなるため、気が付くと熱中症になるほど体温が上がっていたり、低体温となってしまう事もあり、温度調節ができないというのは非常に大変なんことです。
体温ばかりではなく、自律神経は血圧やホルモン分泌にも関係しているため、代謝に関しても影響が出てしまいます。

排泄機能の障害はやはり、恥ずかしい、辛いという方が多い障害です。
便や尿の排泄機能に障害があると自分で排泄する事ができない状態になるため、一定の期間で座薬を利用し便を出す以外方法がなくなってしまいます。
尿はカテーテルを利用したり括約筋を切除し集尿器という装置を装着する等、通常の排泄ができないという事は生活に大きな負担となります。

首のダメージによる後遺症は生活を一変させることが多く、介護者が必要になる事が多いので、ご家族にとっても大きな問題となります。
首にダメージを負い後遺症となった場合にどのようなことが起こるのか、当サイトで少しでも理解いただけたら幸いです。